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日本は沢登りの宝庫

沢の流れに沿って渓谷をさかのぼりながら、滝から流れ落ちる天然のシャワーを浴び、時には崖を 登り、時には小滝の滝壺に飛び込む。ゴルジュを越え、浅瀬を渡り歩いたかと思えば、ある時は澄み きった川淵を泳いで谷から谷へと移動する。このたくさんの冒険的要素こそが「沢登り」の魅力であ り醍醐味である。トレッキングや山登りでは味わえないワクワク感がいっぱい詰まっているのだ。経 験者と一緒に行えば、年齢性別問わず初心者でも愉しめる。日本に暮らしながら、沢登りの愉しみ を享受しないのはあまりにももったいない。日本ほど沢登りに適した環境はないからだ。スケールが ちょうどいい急峻な山々がいくつもあり、その谷間を流れる水量が一定であることが理由のひとつに 挙げられる。地球的視点から見ても、日本よりも以北の国々は雪と氷の世界ゆえに沢登りはとうてい 不可能であるし、日本とほぼ同じ緯度のヒマラヤやヨーロッパ周辺では山の標高が高すぎて下流は ほとんど氷河になっている。つまり日本ほど安全かつ快適に沢登りができる国は他にないのだ。沢登 りに向いた場所はどこにあるかって? 日本であれば、山あるところに沢はある。日本は沢登りをす るロケーションの宝庫なのだ。思い立ったら、すぐにでも始められる。

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メトロポリス「沢登りライン」製品開発にあたって

沢登りが通常の登山と違う点は、一言でいえば水の要素が大きくかかわってくる、ということです。 水しぶきのある滝への登頂や、流れの速い冷たい川の中を泳ぐことは、危険を伴うだけでなく、 体にも大きく負荷のかかるアクティビティです。近年、アウトドアスポーツの市場では、 登山用品を中心に、新しい素材や機能をもつウェア類が数多く登場し、目覚ましい進化を遂げてきました。 しかし、沢登りのジャンルでは、そのハードなアクティビティに十分耐えうるウェア類は、 残念ながら存在しなかったのです。そこで我々メトロポリスは、より高い性能を求める顧客のために、 これまでに培った経験と実績を生かし、沢登り専用ウェアの開発に乗り出しました。個人的な趣味で 始めた沢登りですが、2年以上の開発、試行錯誤を繰り返し、実際に沢登りの現場で何度も トライアウトを行ってきました。その結果、運動の機能を損なうことなく「保温と通気」、 「ウェア耐久性」、「防護機能」など新しいコンセプトや素材を取り入れたウェアとして、 メトロポリスの沢登りラインが誕生しました。これは、既存のアウトドアスポーツウェアに 対するチャレンジ製品でもあると自負しております。